「んーっ!!!」
塞がれた口から助けを呼ぼうとしたけど、声がでない。
「バレたくなかったら静かにしてろ!!!空君がどうなってもいいのか…?」
体がビクッとした。
空の治療費は全てこの家族が払ってくれている。
あたしが抵抗すれば、空の命がない…。
あたしの唯一の家族…。
あたしはおじさんへの抵抗をやめた。
「最初っから大人しくしてればいいんだよ…よしよし。」
おじさんはまるで新しいおもちゃを見つけたかのような目をしていた。
おじさんの息が首元にかかる…
あたしはその行為が終わるまで目を瞑り続けた。
どうか夢であって欲しかった…。
