「えへへ。優大と同じ高校に行きたかったから~」

「なんで?」

「え、なんでって...。それは」

(こいつは何を言いたいんだ?)

あおいは、頬を赤くして口籠ってしまった。

「と、とにかく!教室いこう!」

あおいに手を引かれて、クラス表を見に行った。