おめでとう、図書室!!


ひとりでニタニタしていると、図書室の司書の先生に怪訝な目で見られた。


俺は咄嗟に雑誌に目を戻した。


そういう目、嫌いなんだけど…。


パタパタ。


廊下から足音が聞こえてきた。


長い間一緒にいるとつっきーの足音も分かるようになってきた。


俺は雑誌を置き、図書室を出た。


扉を開けると、やはり目の前にはつっきー。


目を見開いて俺を見ている。


その表情が最高に可愛い。