今日は、遥斗と2人だけのデートをする。
遥斗から誘ってくれた。
どこへ行くかは教えてくれない。
昨日の夜。
♩♩♩プルルルル♩♩♩
遥斗からの着信だ!
慌てて電話に出る。
『も、もしもし……?」
すると電話の奥から遥斗の優しい声が聞こえてきた。
『あ、もしもし?俺だけど』
『お、俺だけどって言われてもわかんない…』
うそ。わかりますけども……
『なんだよ、わかんねぇーの?俺だよ、麻木』
『うん、分かってる』
ちょっといじめてやりました。
『は?なんだよお前。後でお仕置きだかんな!』
と、言葉では怒っていてもどこか笑っていて。
そんな遥斗に癒された。
『で、どうしたの?』