次の日。
琴葉と話していると、遥斗の周りに女子がたくさんいることに気がついた。
遥斗は、顔もいいし性格もいいから、クラスのみんなの人気者。
去年も、何人かの女子から告白とかされてたみたい。
私なんて、告白とかされたことないのに……
そんなこと考えてると、琴葉が言った。
「恋雪、さっきから遥斗の方見てボーっとしてるけど、大丈夫?」
え⁈ ボーっとしてました?
「あぁ、なんか考えちゃって(笑)」
と言うと、
「ふーん。もしかして、遥斗のこと、好きとか?」
とか聞いてきた。
「へ?!好きっ?!」
思わず大きな声を出していた。
すると囲まれていた遥斗がこっちに来た。
「え、なになに?恋雪、好きなやつできたの?」
と、またもやニヤニヤして聞いてきた。
「そんな人いるわけないじゃん!」
もしいたとしても、遥斗に絶対冷やかされる。
だから好きな人ができても言わないんだ!

