私は君に恋をする。



厨房の人たちにも挨拶をして
スタッフルームに戻ると
なぜか恭平さんがいる。


「あれ?恭平さんなにしてるんですか?
とっくに帰ったんじゃ…」

「あーもう、遅い。
早く着替えて、行くよ」

「え?行くってどこに…」

「いつものとこ。
栞、今日も1人なんでしょ?
俺が付いていてあげる。
だから早く着替えてきな?」


「…はい」