「別に大丈夫ですっ!」 ドンッ なぜかすぐ目の前には恭平さんの顔があって 逃げ道なんてなくて。 いわゆる『壁ドン』 「栞が大丈夫っていうときは 大丈夫じゃないとき。 俺にバレないとでも思った?」 恭平さんとあたしは特別な仲。 だけど付き合っているわけじゃない。 だって、恭平さんは彼女いるし。