そう言ってコンクリートの部屋の片隅を指差した玲咲さん。

そっちをみると確かに祠があった。

麗「ほんとだ!ありがとうございます!」

『いえいえ、じゃあ私のお願いもいいかしら?』

麗「もちろんです、なんですか?」

『えっと、その、大変お恥ずかしいのですが…お…』

麗「お?」



『お腹が空いて力が出ないのです…』



麗「…え?」