学園の敷地を区切るためのコンクリートでできた高くて終わりが見えないほど長い壁。



その間にあるのは扉のように大きな裏門とはまるで違う普通のドア。


…見た目は…ね?

普通のドアのはずなのに、その存在に気づいてしまった今、なぜか目が離せない。


そんな不思議な雰囲気のあるドア。



結「ねぇ麗美、開けるの!?」


麗「なんで?ダメなの?」