それからも 彼女はことあるごとに僕に話しかけてきた。 席はそのあとすぐ変わって、 必然的にむしろ強制的に一番後ろにさせられた。 それ以外は 全員くじで決めた。 そして彼女は今、 僕の隣にいる。 彼女はこのクラス、いや学校内でも 1位、2位を争う小ささだ。 なぜ自分のように 特別に前にさせるとかしなかったのだろうか。 「たかちゃん!見せて!」 馬鹿みたいに高くて大きい声。 「……な、に…?」 今にも消え入りそうな僕の声…。