こころの温度差

ちえちゃんは、私の肩にそっと手をおいた。

そしてゆっくりと
泣いている私をなだめるように
こう言った。

「わたしが幸せて、、。
そうおもてくれてる?
意外とそうでもないんよ。」

ちえちゃんは、赤ちゃんのために持っていた
タオルを差し出しながら言った。

「こんなこと、
ほんとはアヤちゃんに言いたくなかったんやけど、、。

たかし、浮気してたこと、あるんよ。」

「えっっ?!」