こころの温度差

次の日には、
朝からふつうにゼミにも出ていた。


4日も出ていなくって、
担当している研究課題が
どうなっているのか、
ヒヤヒヤしたが、

一緒の班の新井先輩が
だいたいのことを
まとめてくれていたので、
ホントに助かった。

「先輩、、!!すみません。」

「ぜんぜん大丈夫。
オレ、もうこのゼミと
サッカーしか来てないから
暇だし。」

「単位、いけそうですか?」

「もうバッチリ!
あとは卒論ぐらい。」



久しぶりにきた教室では、
来月の研修旅行の話で持ちきりだった。