いつもの修だ。 そんな風に思っていたら、 なんだかすごくお腹が空いてきた。 台所の扉からパスタを出して とっておきのバジリコペーストの フタを開けた。 それから夢中でパスタを作って、 夢中で食べた。 修が泊まりに来たら、 ごちそうしてあげようと 思っていたバジリコは、 なんだかしょっぱい味がしたけれど、 とても美味しかった。