「いえ、、それは、、。」

そういうと、自動ドアが開いて
修が飛び込んできた。

「おい、待って、??!!! 

亜矢子、、、!!!
どうしてここに??」


亜矢子は修の姿を見つけるなり、
近寄って

思いっきり、右の頬をひっぱたいた。                        


そして、そのままデッキに
泣き崩れた。

                                 

何が起きたかわからないまま、
右の頬を押さえて修は立ちつくしていた。                     

                                 
それを見ていた私にも、
なんだか
涙が勝手に流れてきたのがわかった。