(まだ間にあうかもしれない!) 今、ここに 1秒たりとも居たくなかった。 ここで降りれば、 とにかくこの場からは 逃れられる。 向こうから 乗り込んでくる人が、 通路でぶつかってままならないのに 強引に突っ込んでいた。 「アヤ!!」 修も追いかけて来る。 客車の自動ドアが開いた時、 もう出口の扉が閉まっているのが わかった。