夜空から降り注ぐ光の
シャワーの眺めながら、


今日もどこかで、

こうして修も
花火を見上げている
のだろうか?



誰と?


もう一人のあやと?



結局ここに辿りついてしまう。



あのとき付いた心のキズは
いつまで経っても
乾くことなく、

やわらかく湿ったままで、
むしろ
どんどん大きく酷くなりながら、
今でもズキンズキンと
痛いままだ。