「っっ?!!」 「あはははははっっ、最高!」 片手で、私の両頬を挟み、その姿を見て爆笑している西森は、うざい固まりの何者でもなかった。 「っ、はなしてよ!!」 お腹を思いっきり叩いたはずなのに、どかっも、バシッとも音を立たないことに、またいらだちが……。 西森は、「はいはい、」と、手を離すと、ドアにつけていた手を引き、一歩下がった。 「今日の放課後までとは、まるで大違いだな」 「あんたもね!」 「それはお前が騙されただけだろ?」 「うっ………」 くそ……、本気で刺したい……。