「あ、そうそう、とりあえず……」 ドアと、西森に挟まれたうえに、西森との距離が、絶妙に近いせいで、呼吸のリズムがおかしくなっていく。 「何で、好きでもない男をこんな短時間で落とす必要があったんだ?」 「それは……」 やばい…、これは質問攻めになるパターンかもしれない……。 「別に……。あんたに言う理由なんて、どこにもないし…」 言葉を濁す私を、ふーん、と鼻で笑う。 「じゃあ……」 「………?」 すると、私の顔を覗き込み………、