「さっきの話、青空と聞けてよかった…」
青空の手が離れたところで、私はこんなことを口にした。
あの話を、一人でお母さんから聞いていたとしたら、きっと何を言っているのか、さっぱりで、理解しきれなかったと思う。
今でさえ、半信半疑なのに。
「ん?キスは何回したかとかの話か?」
「違う!!!青空のお父さんと、お母さんと、私のお父さんの話!!!まったく、真剣な話なのに」
「俺にしてみれば、キスの事も真剣な話なんだけどな」
よし、今度青空の靴の中に砂を敷き詰めておこう。
「今、俺に嫌がらせしようと思っただろ」
ギクッッ!!!
「おっ、思ってないよ〜……。ぐわっっ!……ぃ、いふぁい!いふぁいってぇ!」

