「二人とも、まず、これを見てくれる?」
と、ソファの前にある机の上に、アルバムらしき物が置かれた。
私と青空は、一度目を合わせ、ゆっくりとそれを開いた。
「これって………。小さい時の…私?」
2歳か3歳くらいだと思う。
写真が何枚か貼られている横に、誰かの字で『七海』と書かれている。
「この写真、七海、泣きじゃくってるぞ」
「う、うぅるさい!」
次のページをめくると、また私の写真。
私のアルバムなのかな……?
それからも、アルバムをめくり、めくり…。
私が、転けて泣いている写真。
カメラに微笑んでいる写真。
何かを落として泣いている写真。
転けて泣いている写真………、って…。
「ふふっ、七海は小さい頃、何かあれば、すぐに泣いてたのよ」
恥ずかし………。
「そんな時、七海をなだめていたのは………、青空君だったのよ?」

