「もちろん、うちの娘を選んでくれたことへの感謝もあるわ?でも………。一番は………。」
お母さんの目から、涙がこぼれ落ちた。
「あらっ………、あらやだ……。ごめんなさいね……、みっともないところを見せちゃって…」
ど、どうして泣いているんだろう……。
私に、友達がいないと思ってたのかな?!!
まっ、まあ、1年生の最初はそうだったけど…。
ハンカチで目元を抑えながら、お母さんは口を開いた。
「青空君、今は一人暮らしなの?」
「えっ?………」
青空は、一度コップを手に取ったものの、口に運ぶことなく、手を止めた。

