「さあさ!座って!」 お母さんは、青空をソファへ連れて行くと、この前と同じように、強制的に座らせた。 「飲み物は何がいい?持ってくるよ」 続いてリビングに入った私は、青空に尋ねた。 「じゃあ、お茶で」 「おっけーい」 台所から、3つお茶を持ってくると、私も青空の隣に座った。 「今日、来てもらったのはね、あなたに『ありがとう』って言うためなの」 「「え?」」 お母さんの言葉に、2人仲良くハモった私達。