「ちょっと待っててちょーだい!」




と言うと、お母さんは、自分の寝室へと消えていった。




なんなんだろ……。本当に…。



3分程経つと、お母さんは、ニコニコしながら帰って来た。



「ものっすごく会いたいわ!今度連れてきてちょうだい!」




「えっ?!」



いったい、部屋で何をしてたの?!!



でも、まあ………。



「わかった……」



返事をすると、お母さんのテンションは再び上がり、いや、もっと上がり、私の手にも追えないほどになってしまった……。