ドアの隙間から、さっきの子たちが通り過ぎるのを確認すると、誰かの手は離れ、電気がつけられた。 スイッチの近くには…。 「ひっ、柊君!」 「どうも」 いやいや、どうも、じゃないでしょ…。 「あっ、ありがとう」 コクっと小さく頷くと、コンピューターが置いてある机にもたれた。 「西森君と別れたんですね」 「っっ………。別れたっていうか……。ちょっと距離を置くというか……」