「これがいわゆる、『ミイラ取りがミイラになる』ってやつか?」 「うっせー」 俺が考えた『恋する乙女』的な計画はこうだ。 俺が何かしらの理由を付けて、少し七海との気まずい空気を作る。 それから、峰山 空菜 とかいう女に助けを借りて、七海にヤキモチを妬かせる。 現に今、実行していたんだ。 でも…………。 結局、俺がヤキモチを妬いてるハメになってんじゃねーか!! 知らぬ間に机を殴っていたらしく、右の拳が少しだけヒリヒリしてきた。