「さっちゃーん、今日一緒に帰ろ?」
「は?」
ひっっ……。
怖いですよ…、さつきさん…。
はぁ………、と長いため息をつくと、教科書をカバンに入れながら私に言った。
「西森君に言えば?」
「無理に決まってんじゃん!」
だって………、私より……空菜の事が…。
「あんたって鈍感?」
「え?」
私は一般的に鈍感でもなく、敏感でもないと思うんだけどな……。
結局、一緒に帰ってくれたものの、どうして青空と話さないのかとか、しつこく聞いてきた。
でも、ちょっとでも答えまいとすると、どこに忍ばせていたのやら、すぐさまミニハリセンで私の頭を殴った。
おかげで少しヒリヒリするし……。
ドSやろぉぉぉぉう…。

