『空菜ちゃんはきっと、西森君が好きだね』 今、ドリブルをしているさっちゃんがほんの数分前に言った言葉が、頭の中で駆け巡る。 さっちゃんの予想図が、見事に現実となったんだ…。 「それでね、今からある《計画》を実行しようと思うの!」 「《計画》?」 その時、ピーーッと笛が鳴った。 「まあ見てて!」と言うと、空菜はコートの方へと走って行った。