「じゃ!私たちは下で待ってるから!」
それだけを言うと、私は柊君の元へ再び走った。
それから、私の大大大好物のイチゴと、白いホイップが緩く包まれているクレープを買うと、二人でベンチに腰を下ろした。
「本当によかったんですか?」
同じタイミングでホットコーヒーを買った柊君は、一口飲んだ後にそんなことを言った。
「……ん?……何が?……」
尚もモグモグとクレープを食べ続ける私。
「い、いや、ヤキモチとか妬かないんですか?」
………ヤキモチ?
「え、なんで?」
は?と呆れた顔が表情に出ることを隠しつつ、柊君は私に顔を向けた。

