すると、青空が「あっ」と声をあげた。 「髪に埃がついてるぞ?」 「え、本当に?…あ!本とっっ………?!」 一瞬。 ほんの一瞬の出来事が、目の前でスローモーションで起こった気がした。 「ごちそうさま」 重なった唇が離れると、青空はニコニコしながら言った。 顔がカァーーーっと赤くなっていく。 うぅううう!こんな人前で!!!! でも、みんなは楽しさで私たちのことも目線に入っていないらしく、誰も見ていなかった。