「青空は柊君のこと嫌いなの?」
廊下をゆっくりと歩きながら尋ねてみた。
「……まあ……」
しばらくの沈黙の後、やっと答えてくれた。
「なんで?」
「なんでって………べつに…」
「べつにって!教えてよー!」
ねえねえー!と、青空の背中をボズボス叩いていると、いきなり青空が歩くのをやめた。
そのせいで私は鼻を思いっきり青空の背中で打った…
「い、いったー……」
「…あれ……」
あれ?あれって?
青空の目線を追ってみると……
ちょうど私たちがいる2階の窓から見える裏庭で、またまたあの女たちが誰かを囲っていた。
だいたい誰を囲っているのかはわかるけど…

