地元の中学校に二人で通うことも、小学3年生の時には約束していた。
でも、
小学6年の最後の春。
卒業式も終わり、家でテレビを見たりお菓子を食べたりしてくつろいでいると、一通のメールの着信音が鳴った。
『七海。
落ち着いて聞いてね。
私、アメリカに帰ることになったの。
ほら、私のお母さんの故郷がアメリカだからさ。
それに、うちの親が離婚しちゃって…。
ずっと前になんだけどね…。
黙っててごめんね。
でも、直接会って謝ることはもうできないね…。
一緒に中学校に行けなくてごめんね。
新しい制服で一緒に通学路歩きたかったなー…。
日本にいつ帰ってくるかはわからないの。
あ、もうすぐ飛行機に乗らないと。
ありがとう。
バイバイ。 』

