「まあこれからもよろしく頼むわ。
美愛ちゃんなら安心よ」

「どうですかね〜…」

私はそう言って中身が冷たくなっていないか確認するためにティーカップを触った。



「お邪魔しまーす。母さん、今日これから部活だから」

冬夜が来たので黙ってカモミールをすする。