翌日の朝。

「冬夜君〜!私もう出かけなきゃいけないんだけど
美愛起こしておいてくれる〜!?あの子も友達と10時に待ち合わせらしいの!」

すごい焦ってる玲さん。

…憐斗さんとのデートらしい。

「わかりました」

「ありがとう!よろしくね!」

玲さんはそう言うと慌てて出て行った。

俺は時計を見て美愛の部屋に向かった。