お前を好きになって何年だと思ってる?

「不機嫌美愛。どうしたー」

口に手を当ててメガホンみたいにしながらそう言う冬夜。

むかっ!あなたのせいですよ!

「別に!」

私はプイっと顔を背けて真さんの隣に座る。

真さんの隣ってなんか落ち着くんだよね…。

「…冬夜、いじめちゃだめだろ」

真さんがそう言って私の頭をポンポン撫でる。

「ははっ、いじめたのか〜!
悪いやつ〜!ってか小学生かよっ!」

そう言ってニヤニヤする宗さん。

ふっふっふ、冬夜なんか宗さんにいじめられちゃえ。