「た、た大変ありがたいですが今は良いです。そ、そのお気持ちだけう受け取っておきます」
そう?分かったよ。よし行くぞ省吾。
「わ〜った、じゃあボスまったね〜」
ボスを置いて屋上に向かう。ちなみに屋上の鍵はとっくの昔に壊してある。
俺と省吾はしばらく雑談をした後、本題に入った。
「ところで省吾、お前をここに呼び出した理由だが…」
「うんうん、なになに?」
軽く深呼吸してから言う。
「俺…あの転校生の事が“色がついて”見えたんだ」
「え?…それって!」
省吾が嬉しそうに聞いてくる。
だが俺はゆるゆると首を振り、言葉を続ける。
「いや、全ての色が戻ってきた訳じゃないんだ。何故だか知らんがあの女…御霊アリサだったか?の事だけがカラーで見えるんだよ。ええい、目が潰れそうだ」
それもそうだ、だって俺は幼少時代から、つまり俺がまだ物心ついて無い時に色を失ったからな。
実に久しぶりに“色”という物をお目にかかったから、目が潰れそうに感じるのもしょうがないのだ。
「へ?…つーことはつまり!」
「?なんだ?」
「…アリサちゃんはもしかして文の運命の人!?」
…なんでそうなる。
そもそもあの女とは全くの初対面だし、別段ビビビッともこなかった。
「え〜…だって文にはアリサちゃんだけがカラーで見えるんでしょ?」
そうだが、俺にも皆目見当がつかん。面倒な事になりそうだ。
とりあえず言うべき事は言ったし、教室に戻ろうか。
24Hの札が着いている教室は黒いもぞもぞと化していた。
なんだあいつら、一人の生徒にここまで執着するか?馬鹿馬鹿しい。
「んなこと言って、文のファンクラブとかちゃっかりあるんだよ?」
ん、何か言ったか?
教室の方が五月蝿くて聞き取れなかった、済まない。
俺はひとまず教室に入る事を優先する。くるくると辺りを見回すと、さっき別れたボスがいた。
そう?分かったよ。よし行くぞ省吾。
「わ〜った、じゃあボスまったね〜」
ボスを置いて屋上に向かう。ちなみに屋上の鍵はとっくの昔に壊してある。
俺と省吾はしばらく雑談をした後、本題に入った。
「ところで省吾、お前をここに呼び出した理由だが…」
「うんうん、なになに?」
軽く深呼吸してから言う。
「俺…あの転校生の事が“色がついて”見えたんだ」
「え?…それって!」
省吾が嬉しそうに聞いてくる。
だが俺はゆるゆると首を振り、言葉を続ける。
「いや、全ての色が戻ってきた訳じゃないんだ。何故だか知らんがあの女…御霊アリサだったか?の事だけがカラーで見えるんだよ。ええい、目が潰れそうだ」
それもそうだ、だって俺は幼少時代から、つまり俺がまだ物心ついて無い時に色を失ったからな。
実に久しぶりに“色”という物をお目にかかったから、目が潰れそうに感じるのもしょうがないのだ。
「へ?…つーことはつまり!」
「?なんだ?」
「…アリサちゃんはもしかして文の運命の人!?」
…なんでそうなる。
そもそもあの女とは全くの初対面だし、別段ビビビッともこなかった。
「え〜…だって文にはアリサちゃんだけがカラーで見えるんでしょ?」
そうだが、俺にも皆目見当がつかん。面倒な事になりそうだ。
とりあえず言うべき事は言ったし、教室に戻ろうか。
24Hの札が着いている教室は黒いもぞもぞと化していた。
なんだあいつら、一人の生徒にここまで執着するか?馬鹿馬鹿しい。
「んなこと言って、文のファンクラブとかちゃっかりあるんだよ?」
ん、何か言ったか?
教室の方が五月蝿くて聞き取れなかった、済まない。
俺はひとまず教室に入る事を優先する。くるくると辺りを見回すと、さっき別れたボスがいた。
