奥様のお仕事

「ん~~~~~」

目が覚めると 浩一郎がパジャマでテレビを見ていた。


「あ!!!」

慌てて起き上がると フワリとタオルケットが落ちた。


「お!!おかえりなさい!!」

またやってしまった・・・・・・。
今日はいいところを見せようと頑張ってたのに


「ずいぶんグッスリだったからさ」


「あ あの 何か用意するものありますか」


「いや 今日は飲んできたし」


時計を見ると十時を回っていた。

「あの 今日は美由紀さんに声をかけてもらって
ありがとうございました」


「楽しかったか?」


「はい!!!」
そこから私は機関銃のように 言葉を発し続けて
初体験だったいろんなことを 話していた。

「それで・・・・・あ!!!
すみません 私ったら 喋りすぎちゃって」



「いや いいよ
マリンの楽しそうな顔見るの楽しいよ」


恥ずかしくて頬が赤くなった。


「マリンは笑顔がいい」


どう受け流していいのか躊躇していると
美由紀さんの

「誰にでもいうの」って言葉を思い出した。


そうだ浩一郎だってこんなにカッコイイんだから
いろんな人に言ってるんだ きっと。