奥様のお仕事

家計簿は祖父が中学になるときからしつこく
つけるようにと言われて
島での生活だからそんなに 難しいことではなかったけど

「毎月かかった光熱費も マリンには確認してもらうから
節約できることがあれば チャレンジしてみて」


この贅沢に節約など必要あるのだろうか


「いろいろわからないことは出てくると思うけど
その都度確認して。それから これ・・・・・」


手渡されたのは 噂のスマホ

「うわ・・・・これって・・・・・」


「俺はけっこう留守がちだから これで連絡取りあうことが
多くなるから 使い方勉強するぞ」


島ではそんなものは全く必要なかった。
ただ 帰省してくる友人が 見せびらかすようにしてるのを見て
これが~~と感心するくらいで


それから一時間かけて 
最低限の使い方を教わる。


「後は いろいろ触って使って見なさい。
マリンの家事室にも ノートパソコンがあるから
ネットはどちらを使ってもいい」


とりあえず 
浩一郎との連絡をやりとりする メール
文字入れのやり方

しばらくして
スマホが鳴って驚いた。

メールが一件 恐る恐る開いてみる


『よろしくね おくさん』