奥様のお仕事

「頑張ってもらえば 時給は上げるから
生活費や光熱費はかからないし 
今のマリンにとってはとてもいい条件だろう?」


それはそうだ
こんなすごいところで お金に困らず生活できる。
はっきり言って 贅沢すぎる。


「ということは 仕事内容は それに見合った働きを
してもらわないといけない」


「わかりますけど
私の拘束時間とか 休日とかは・・・・」


「ないよ」


「え?」


「ま 睡眠時間と俺の出張日とか・・・・は
うまくやりくりしてもらえば 休日ってこともできるかもね」


「だって お仕事にお休みがないと・・・・・」


「マリンの仕事は?」


「浩一郎の契約妻です」


「だから普通の主婦と変わりない。
家事 俺の世話 専務の妻としての業務と親戚付き合い
かなりハードだけど これだけの報酬を与えるんだ。
しっかりやってもらわないと
ただ具合が悪いとかそういう時は 無理しなくていいから」


微笑む浩一郎が鬼のように見えた。


本性表すってこと・・・・・・・・?


「さっきもいったけど・・・・・
上手くやってくれたら 時給はアップするから」


雇い主の顔に変わった浩一郎に これから先が思いやられる。