奥様のお仕事

インターフォンが鳴ったのは夕方だった。
テレビモニターに伸二郎


何だコイツ・・・・・・

「ちょっとお邪魔していいかい?」


「何の用?」


「冷たいな~」


「この間頭に来たから」


「この間?あ~まだ怒ってんの?お嫁ちゃん
執念深すぎだから とりあえずちょっと開けて」



気乗りしなかったけど ドアを開けると
伸二郎が

「よっ!!ちょっと お嫁ちゃんに会いたいって人
連れて来てんだけど」

そう言うと後ろから 女の人が出てきた。


「どちらさまですか?」
多分私 今 怪訝な表情MAXだと思うけど


「はじめまして 月影 五月 と申します」


五月!?


伸二郎を見る


「お嫁ちゃんに会いたいって言うからさ
てことで 俺は部屋にいるから 何かあったら呼んで」

五月を残して 伸二郎は逃走


おい おい おい


「お忙しいのにごめんなさい」


「どうぞ」


敵の方からやってきた。

私は緊張感・・・・・これから知るのは真実なのか・・・・・


紅茶とお菓子を出すと
「図々しくお邪魔してごめんなさい」と頭を下げた。

長い首の後ろに青あざが見えた。


「すいません!!!本当にすみません!!」
いきなり土下座をした。