奥様のお仕事

「あなた ハッキリ言う子で気持ちがいいわ。
夫はずっとちやほやされてるから たまには
ああやって確信ついてもらった方が刺激があっていいわ」

「すっかり失礼なこと言っちゃって」

「もっともっとって思ってるから ウフフ
多分夫以外みんな 気持ちよかったと思うわ」


「そうなんですか?よかった
私嫌われてるから・・・・元旦も戻されちゃって」

浩一郎の母親に
騙されて あの時は辛かった・・・・・。


「あれはね 言っていいかしら・・・・・
浩一郎に叱られたら……困るんだけどね
昔浩一郎とちょっとワケありの女性が来ることもあって
弓ちゃん 浩一郎の母親ね 弓ちゃんと
相談して帰ってもらったの」


「そうなんですか?」


「ワケありって中身はよくわからないんだけど
ちょっといろいろあった人なのよ
それで変に気をまわしちゃったんだけど」


「私に気を使ってくださったんですか?」

五月さんのことは置いといても
おばあさまと 浩一郎の母親が
私に気を使ってくれたことだと知って

少し明るい気持ちになってきた。

「夫も息子も 会社の事ばかり考えて
浩一郎が逆らわなかったことをいいことに
結婚相手を勝手に決めちゃってたから……ごめんなさいね」


おばあさまがショートケーキのいちごを私のケーキに乗せてくれた。