ずっと君が。〜好きな人の相談相手っ?!〜


でも、そしたら…


反対に、真人が離れていっちゃったんだ。


“なんで?どうして?好きになってもらえるように頑張ったのに…”って、すごい思ってた。


…でもね、あなたを選んだ真人を見て思った。


真人が求めていたとのは、性格の明るさとか大人っぽさじゃなくて


自分の気持ちに正直になれる、素直で一生懸命なら子だったんだって。」


柚野さんが、泣き笑いのような表情で、私を見つめる。


「…私は今でも、偽った自分でフラれたことを後悔してる。


…でもそれはあなたも、真人を想ったつもりになって聞き分けのいいふりして、自分を偽った事を…


後悔してるんじゃないの?」