心が、モヤモヤする・・・ 女の子は、少し顔を赤らめて、嬉しそうに真人に話しかけている。 真人は、私と待ち合わせしてるんだよ。 今は、私の・・・彼氏なんだよ。 でも、そう言える勇気もなく、待ってるしかできない。 「・・・ごめん。俺、彼女と待ち合わせしてっから。」 ・・・え? ふと聞こえた声にびっくりし、俯いた顔を上げ真人のいた方向をみる。 すると、さっきの女の子達を残して、真人が私の方に歩いてきていた。