琴葉side
日曜日。
澄み切った青空、とまではいかないが、いい天気。
今は、待ち合わせ場所の時計台に向かっている。
あの後いろいろ考えたけど、
真人と例乃葉の間に何かあれば、私に言ってくれるって信じる事にした。
・・・それに、
真人に別れようっていわれたら、
笑ってありがとうって言う。
例乃葉にほんとは付き合ってるって謝られたら、
それでもずっと友達だよって言う。
そう決めたんだ。
例乃葉も真人も、失いたくない大切な人だから。
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