真人side


「また明日な!!」


そう言うと琴葉は、ふわっと笑いながら手を振った。


か、かわい・・・


さっき、俺は琴葉に想いを伝えた。


そして、今はその帰り。


・・・緊張したー・・・


一気に力が抜ける。


絶対言葉では言えないと思ってたけど、


俺に他に好きな人がいるっていう、琴葉の誤解をときたかったからか、


素直に言葉がでてきたんだ。