「琴葉!ごめん、待った?」 「う、ううん、大丈夫!」 あれから、例乃葉と話したりはしたけど 真人の事はなにも言えないまま放課後になり、 そして真人との約束の時間になった。 「座る・・・か。」 「う、うん。」 ギィ・・・ギィ・・・ いつものように、近くにあったブランコに座る。