好きな人と嫌いな人

優しすぎるよ・・・
私はこんな幸太の優しさや幸太の笑顔にほれたんだろうな・・・
「なぁ、真帆は俺たちが卒業するから悲しいのか?」
「それとも、俺が卒業するから悲しいのか?」
と幸太が笑いながら聞いてきた
「バカ・・・」
「でも何でだろう・・・」

「なにがだ?」

「今の3年生は好きだけど、卒業って聞いたら急に幸太と岡森大樹の顔が浮かんできた・・・」

「俺と大樹の顔?」

「うん、そしたら急に悲しくなって、さびしくなって・・・」

「なんでそんな可愛いこと言うんだよ・・・」

「え?」

「まるで真帆、俺と大樹が好きみたいだぞ?」

「え!」
「そ、そんなこと・・・」

「そんなことないか?」

「たぶん・・・」

「たぶんか」
「俺は真帆のこと好きだぜ」

「え!」

「多分大樹も」

「私は大樹のことは嫌いだもん」

「俺にはそうは見えないけどな」

「なんで?」

「真帆、大樹の前だとものすごく可愛くなる」

「え!」

「バカなこと言わないで・・・」

「本当だぜ」