好きな人と嫌いな人

「なんでわざわざ大樹のを借りるんだよ・・・」
と幸太がボソっと言ってたのは、私は聞こえなかった

幸太と歩いてたら急に風が吹いて寒くなり、手を温めてたら幸太が右手に幸太の手袋をはめてくれて、左手は幸太とつながれてポケットの中に手を入れられた
「え!?」
「こ、幸太?」
と言うと
「このほうが、あったかいだろ?」

「あったかいけど、恥ずかしいよ///」
と顔を真っ赤にしていった
「まぁ、いいだろ?」
と幸太に聞かれて
「・・・」
恥ずかしくて、何も言えなかった
手をつながれたまま、家まで送ってもらった
もうその間の話したことなんて、覚えてないぐらいにドキドキした
だって好きな人にこんなことされたら、心臓がもたないよ・・・
「じゃあな」

「うん、送ってくれてありがとう」

「いや、気にすんな」
「風邪引くなよ」
と言って、幸太は家に帰っていった
「2人とも優しすぎでしょ・・・」
と私はボソッと言った
私は2人にお礼でクッキーを作った
「おいしいといいな・・・」
と思いながら作った

次の日私は学校で2人に渡した
まぁ、渡すときは別々だったけど
あと大樹には、ウインドブレーカーも返した
大樹のときは、
「大樹!」
と友達といる大樹を呼び出して、
「どうしたんだ?」

「これ、昨日はありがとう」
と冷たい言い方で言ってしい、ウインドブレーカーを渡した
「それとこれ」
と言ってクッキーを出して
「何これ?」

「昨日のお礼!」
「味は保証しないからね!」
とクッキーを大樹に渡したら
「ありがとな」
と大樹が笑って言った

こんなやつ大嫌いなのに、大気の笑顔を見てドキドキするなんて・・・