バスからおりると、目の前にあるのは、森、森、 森!!!!!




うわー、テンションあがるぅー♪



『もーやだー。中津くんったら❤』



振り返ると、真凛ちゃんと拓海が仲良さそうに腕を組んで歩いていた。



まるで、みんなに見せつけるかのように。




ねぇ、どうして?


さっき、私のこと、好きって言ったじゃない。




私が押し退けたから嫌になっちゃったの?嫌いになったの?



そうなら、そうと言ってよ。



そんな楽しそうな顔しないでよ。拓海