「な、なに言ってんの突然?」



「なんで神谷とお茶なんてしてんだよ、しかも半分こってなんだよ!?見ててイライラしすぎて死にそうだったんだけど!?」




あたしの疑問なんてお構いなしに、一方的に言いたいことを言ってくる一誠。





「ちょ、意味わかんないんだけど!」



「意味わかんねーのはコッチだ。
大体な…」




ピロン♪




永遠に怒り続けていそうな一誠を遮ったのはラインの着信。



画面には、【神谷夏樹】の文字。





開こうとしたら




「貸せ」



「えっ…ちょっと!?」





一誠に無理やりスマホを引ったくられた。