「ここかぁ〜!」 「みたいだね」 放課後、あたしと神谷くんは約束通り、雑誌に掲載されていた駅前のカフェにやって来た。 洋風なレトロな造りの外観。 赤レンガの屋根がとってもオシャレだ。 「じゃぁ入ろっか」 「うん!」 神谷くんはあたしより先に歩いて、ドアを開けると 「はい、どーぞ」 あたしを見てニコッと微笑んだ。 こ…これはもしや レディーファーストってやつ!? さすが神谷くん…!紳士! 「ありがとう」 あたしは神谷くんにお礼を行って、お店の中に一歩、足を踏み入れた。